特別養護老人ホーム おふくろの家

●施設の紹介

障害を持っても、認知症になっても、「やりたいことをやりたい」のだと思います。
「危ないから、やらせない」のであれば、一般の人でも登山など認められません、自動車の運転も。
「歩けば転倒するから歩かさない。誤嚥するかもしれないから食べさせない」ではなく、転倒のリスクを最小限にして歩いて頂く。誤嚥のリスクを最小限にして食べて頂く。それが私たちの基本理念です。

「本人が逝ってしまったら残るのは家族だ、だから家族の思いを優先する」というのは間違いです。本人が選択する施設は、やりたいことがやらせてもらえる施設だと考えます。
大切な方を家で一生懸命介護して、十分な介護ができなくなったとき、おふくろの家に入ってよかったと本人も家族も思える施設を目指します。

多くの方が「家で死にたい」と思っているとのアンケートがあります。
いつまで続くか判らない介護で子供が親の犠牲になるべきではありません。最後の1週間だけでも家で看てあげたい。そんな家族とおつきあいするのが私たちの願いです。

●施設の基本方針

健康こそがすべての源です。隣接するあいち診療所おふくろとの連携で徹底的な健康管理を行い、医療依存度の高い方でも、入院希望がなければ施設で最後までケアを行います。

セルフケアに勝るケアはありません、それに近づくケアが提供できるように努めますが、希望があればリハビリにも徹底的に取り組み、少しでも自分でできることを増やすように努めます。

「自分の家で暮らしたい」と希望する方には、その障害になることを除去するように取り組みます。

それを可能にするには、家族の絆が保たれることが前提になります。問題行動の繰り返しで絆がか細くなってしまった方にはその再構築のために、様々な応援をさせて頂きます。

おふくろの家は地域における家族の絆を守る砦となり、地域の人の絆を拡げる礎となることを目指します。

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